第195回 『マヤ族は鳩山由紀夫のご先祖か?』


去年の12月の21日に、この世が終わると言った奴がいたので、俺は女房殿と溜池のレストランへ行って、大きなプライムリブを食べ、ウニにはカニ棒をいつもより1本多い3本あげて、心残りがないようにした。  
安藤美姫と剛力彩芽のことだけが気に掛かるが、永年一緒にいた連れ合いに、いかな俺でもそんなことは言えない。女房殿には分からないネコ語でボヤいたから、ウニだけが俺の心残りを知っていた。  
ウニは、「コノヨノオワリって何のこと?地球が爆発するの?」なんて可愛く小首を傾げて訊くのだが、夜学の高校しか出ていない俺に答えられるわけがない。  
マヤ人は俺より非道い大嘘つきで、結局俺の正月休み用の小遣いがほとんど消えただけで、「この世の終わり」は来なかった。  

御愛読の皆様。明けましておめでとうございます。  
俺の正月は八海山の四合瓶を脇に据えて、おせちを肴に朝からチビチビ酒を呑んでいた。もう豪快に盃を干すような呑み方はしない。女房殿も機嫌良く鴨の雑煮を食べている。ウニも2枚目の蒲鉾を、「いつものより上等だね」なんて、髭とオレンジ色の鼻と耳の先で喋っている。  
年賀状が見ながら、友人たちの近況を知り、写真が載っていたら、自分のことは棚に上げて「あいつもフケたな」なんて勝手なことをつぶやく。  
あ、あった!美しい字をお書きになる憧れのヒロコ様から、今年もお年賀状をいただく。俺の心のうちは女房殿は勿論、ウニも感づいてはいない。
今年から俺は、年賀状は元旦になってから書くと決めた。しかしやってみると、酔っ払って字が上手く書けない。普段パソコンばかりで字を書かなくなっているから、幼稚園児の字よりもひどい。こんな下手な字を書く男に、ヒロコ様が振り向いてくださるわけがないと思うと、マヤ人のバカヤロウと思う。  

年賀状に悪戦苦闘しているうちに、大発会になる。安倍晋三が得意面をすると腹が立つ。外人買いで株が上がるのは、無責任な松下政経塾が引っ込んだからで、お前さんが期待されているわけじゃない。  
どうして日本では次から次へと、頭の悪い男が首相になるんだろう。安倍晋三の頃は、成蹊大学なんか全国的にはほとんど知られていなかった。俺なんか成蹊は女子大学だと思い込んでいた。  
コネも金もふんだんにあるボンボンが、なぜ成蹊大学に入ったのか。勉強が出来なさ過ぎてコネも寄付金も何の役にも立たなかったのか。日本の金持ちや権力者は、それでも無理矢理いい大学に押し込むものだが、何かおかしい。成蹊大学も、まさか宰相を出すようになるとは思いもしなかっただろう。  
しかしその程度の頭だと、いくら優秀な官僚が支えても、とても日本の首相は務まらない。トップの知性のデフレ化がどんどん進んでゆく。  
参院選の前に、三白眼の石破茂に交代することになるかも知れない。
これで2万円相場になるなんて、寝言は寝て言え。バカヤロ。
2013年が、ともかく始まった。  


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