第109回 『マスコミは、政府や権力者の提灯持ちだ』

“提灯持ち”という言葉が分かる人だけ読んでくれればいいと、俺は思っている。朝日と読売、それに日経を読み、オバカテレビばかり見ている人に、俺はこのホームページを書いているのではない。
俺は文章を書いて暮らしを立てている爺いだから、それぞれの媒体の読者に合わせて、切り口や言葉を選んで書いている。
このホームページが唯一、俺が書きたいことを書ける場所なのだ。今回は日本のマスコミが、政府や権力者の提灯持ちだという俺の持論を書く。

五月九日現在、日本のマスコミは新型の豚インフルエンザの報道を、ここを先途と続けている。世界中で4300人の感染者がいて、メキシコでは50人近い死者が出たと、オバカテレビの女アナウンサーは、大袈裟に眉を顰めて険しい声を出す。
新型インフルエンザのウイルスは、いつ変異してするか分からないから、脅威だということは俺にも分かる。本当にパンデミックになったら、これは逃げようがないな…と怖れも抱く。

しかし、自民党の中では多少頭のいい舛添大臣が、ここぞとばかりにシャシャリ出て、いい格好をしてみせるたびに、俺は「これはマトモには聞けない」と思ってしまうのだ。
こうやって新型インフルエンザの恐ろしさを、国民に知らしめておいて、麻生産業かなんかが特効薬を売り出すのかも知れないと、勘繰ってしまう。
俺は今までに散々この手口にやられて、いじめられたネコみたいになっているのだ。

オバカテレビと大新聞が、連日意欲的に報じることは、みんな政府か権力者の意向を受けてやっていると、俺だけではなくて読者は気が付いている。
草なぎ剛を使って国民に、“アナログテレビは、もうすぐ粗大ゴミで捨てるしかないぞ”と脅かした“地デジ”騒ぎは、先頭に立っていた草なぎ剛が公園で丸裸になって降板させられ、敢えなく計画が頓挫したから、鳩山大臣が狂犬病のブルドッグみたいな顔で、怒り狂って見せた。
俺はなぜ大金を払って地デジに変えなければいけないのか、今までのテレビとどう違うのか、どう便利なのか何も知らない。きっとこれで家電メーカーやテレビ局や、役人の天下り先の関連団体が儲けて、政治屋にキックバックするのだろうと思う。

裁判員制度も、どうして素人が専門職である判事をやらなければいけないのか、俺には全く分からない。判事の人数が足りなければ、増やせばいいだけの話で、素人にやらせる理屈が理解できない。

死んだオフクロは、誰でも逮捕されると自動的に“悪い人”と決めていた。いくら俺が、「裁判で有罪が確定するまでは、その人は“悪い人”ではない」と言っても、母は仕方なく頷いたものの、本心では変わらなかった。
たいていの日本人は俺のオフクロと同じように、逮捕された人は、悪い人だと決めている。これは、お上を信じているからだ。

しかし、今やお上は世襲議員と役人ばかりで、俺やホームページの読者は、信じてなんかいない。とても信じられる手合いじゃないと分かっている。今どき日本の年金制度が、厚労大臣の大見得どおり、“百年安心”なんて思っている奴がいるか?

秘書が逮捕された小沢一郎は、もとから怪しい男だったが、これで天下周知の“悪い人”になって、辞めない限り今度の総選挙で政権交代はない。
大新聞やオバカテレビと、検察も一緒で、自民党の子分だから、俺は頭から信用していない。こんな連中を信じるくらいなら、俺は山奥に潜んで猿になる方が、精神衛生にいいと思う。


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