第22回 『マスコミが機能していない日本』


10月1日 金曜日
テレビでアメリカ大統領候補者の公開討論が始まった。
同じ民主主義国なのに、日本ではこんなことはやらない。
だからヤマタクが補佐官になったり、狂牛病で無能がさらけ出された男が幹事長になって、日本の納税者を絶望させるんだ。
アメリカのメジャーリーグでは、黄色人種の余り朗らかとは言えない、どちらかと言えば控え目で修業僧みたいなイチローが、84年前に白人のシスラーが立てた年間安打記録を塗り替えようとしているのに、相手ピッチャーは余程の場面 でなければ、勝負して来る。
一昨年のダイエーのピッチャーは、近鉄の助っ人外人ローズに、王貞治監督のホームラン記録を破らせまいとして、敬遠のフォアボールを連発した。
同じ野球で、なぜこんなに違うのか?
政治にもスポーツにも、日本ではジャーナリズムとマスコミが機能していないから、こんなことになる。
俺もデイリースポーツで15年以上も専属をしているのだから、機能していないマスコミの一員だ。大きなことは言えない。

しかし、俺も含めて日本のマスコミは、本当のことを伝えるという本道を外している。
このホームページで、俺は、来季の日本のプロ野球がどうなってしまうかを書く。
選手会はストをやめたけど、経営者側は何も肝腎な約束をしていない。
取り交わした念書に曖昧な文言を書き連ねただけだ。
楽天はライブドアに対する経営者側のダミーで、結局、どちらも新規参入は事実上拒絶されて、ダイエーがどこかに吸収されてナベツネ・堤・宮内の大橋巨泉氏の言う「悪の三人」が描いた絵図どおり、一リーグになる。
2005年の来季は、無理で詰まらない5球団でパリーグはやるかもしれないが、そんなもの金を取って見せるようなものじゃない。
経営者側が創った審査委員会なんて、新規参入を許してセ・パ6球団になんかするわけないじゃないか?
そんなこと、もししてみろ。たちまち審査委員たちは居座った検事崩れのコミッショナーに、何でも旧悪をほじり出されて、自民党の村岡某みたいに非道い目に遭わされる。
楽天はオリックスの宮内が、ナベツネの意を汲むか命を受けて放った隠密に違いない。
日本にはマイケル・ムーアが居ないし、また存在し得る土壌そのものが無いから、権力者が自由自在なのだ。
俺の言った土壌とは、言うまでもないが日本国民・有権者・納税者のことだ。
どんなに非道い事態でも、楽観的なことを書いて希望を持たせ、何でもセンチメンタルに煽り立てなければ、新聞代を払う読者は喜んではくれないし、テレビの視聴率も取れない。

俺は何でも思ったことを書きたいから、甥っ子に頼んでこのホームページを開いた。
俺は、菊花賞で人気になる、セントライト記念をレコードで圧勝したコスモバルクは、一着つまり頭では買わない。
これはコスモバルクの能力や超遠距離当日輸送なんてことより、馬の気質が淀の3000メートルには向いていないと見たからだ。
プロ野球機構に新規参入が事実上、拒否されるということと、それに菊花賞でコスモバルクは勝てないことを、俺は予言しておく。


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