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日本一のいい女2004/06/08(Tue) 00:00
 
現代の日本が俺たちの知る限り、若い娘が一番美しい時代だというのが常連の爺いたちの共通した意見。
「ちょっと前の日本の女優を思い出せば、そんなことは誰にでも、田原総一朗や筑紫哲也にでも分かる。
ほとんど皆、でかい座布団みたいな顔に巨きな鼻、そして垂れたオケツの下にすぐ足の裏が見えて、まるでアヒルみたいに短い脚だったが、今は違う」三菱自動車に三十五年勤めたのが自慢だった爺様は、最近、自慢の会社の不祥事がバレ続けて無口になっていたのが、急に勢い込んで喋り出す。
「俺は、そう言えば鼻が立派だった有馬稲子が好きだった」と、呟いたのは店の主人。
「何て言っても一番凄かったのは、日劇ミュージックホールの岬マコ。知らないだろ。見たこともないだろ」
突然、喚いたのは、今年、区役所を定年でやめた薬缶頭。
「けんど、児島明子だろうが宮城野由美子だろうが、ほんの五年前のゴクミの美しさには遠く及ばない」
と、力が入った元三菱自動車に、「そんならリコールすればいいじゃんか……」言い放ったのは、最近、店に来始めた
新顔の爺様。
店に漂った喧嘩の気配。





アルカイダが狙うのは?2004/05/29(Sat) 00:00
 
アルカイダが日本で狙う標的は、お寺だと書いた週刊誌があるけど、そんな奴は役人と同じぐらいのアホたれだ。
自分がアルカイダだったら、何処をやられたら日本人が驚いて、小泉政権が吹っ飛び、サマワで水道屋をしている
自衛隊を引き上げるか、ちょっと考えれば分かるだろう。「宮城が危ない」と、目を剥いて叫んだのは元多摩電の車掌の爺様。「キュウジョウって、エアドームか?」と、呟いたのは元区役所戸籍係。





アポリネールは?2004/05/18(Tue) 00:00
 
ギヨーム・アポリネールは1918年に亡くなった、異能の人だ。
「あんたの肉体の九つの戸口」という詩がある。
訳したのは堀口大学だ。貴女とせずに、あんたとしたのに訳者の想いが窺われる。
この詩の中でアポリネールは、
“あんたの右の目 あんたの第一の戸口よ”と詠って、左目、右耳、両方の鼻の穴、
そして遂に、“マドレーヌの口よ 愛するあんたの第七の戸口よ”と詠う。
ここまではいいだろう。解剖学的に正しい。
けど、“おお マドレーヌよ僕のまだ知らない 戸口が二つある あんたの 神秘な 戸口が二つ”
「二つたぁなんだ。マドレーヌちゃんは何処から小用をするんだ。アポリネールは目が、若い頃から俺たちぐらい悪かったんだ」と、叫んだ常連の爺様。小用とわざわざ言ったのが教養なのだろうか?





看護婦さんに手を握られて2004/05/14(Fri) 00:00
 
どうせ誰でも死ぬんだから仕方の無いことだと思っているんだが、せめて最後の時は、その病院で一番気立てのいい看護婦さんに、胸をおしつけられるか手をにぎられて息絶えたい。
熊やライオン、それに鱶や鰐に喰われたり、アルカイダに首を切られて死ぬのは嫌だ。
「俺は国民年金もちゃんと納めたし、皇太子様の奥様もいじめなかったんだから……」
と、言いながら悲愴な顔で焼酎を呑む酒屋の隠居に、常連は誰も相槌を打たない。
深刻過ぎて、明日は我が身だからだ。





近くは駱駝で……2004/04/30(Fri) 00:00
 
イラクの武装勢力というゲリラは、ラムズフェルドもブッシュもまだ気がついていないが、実は……と、声を潜めた常連の爺様。聞き耳を立てた男たちに、「あの連中が北から南、東から西へと神出鬼没で、アメリカ軍を苦しめるのは、移動に絨毯を遣うからだ」と囁く。「絨毯って、あの敷物のことか?」と、男たちが鼻白むと爺様してやったりという顔をして、
「そうさ、絨毯。今風に言えばカーペットだ。大昔からこの辺りの男たちは、近いところは駱駝で行き、遠いところは絨毯で飛ぶんだ」、とても素直に「あ、シンドバッドもそうだったね」なんて感心したのは、質屋の隠居。「なるほどね絨毯じゃぁアメリカ軍のレーダーにも映らねえ!」と、大袈裟に反応したのは元民放テレビ局の年寄り。
他の常連は黙殺して、初鰹の旨さと、それに江角マキコのキリリとした美しさに急いで話題を変える。





あの青年は医者にだけはなれない2004/04/08(Thu) 00:00
 
青年は努力さえすれば大金持ちにも大臣にも、何にだってなれるのだが、あのタイガースの藪というピッチャーだけは限界がある。気の毒だが医者には金輪際なれないと、しきりに気の毒がる巨人ファンの爺様。




エイプリルフール2004/04/01(Thu) 00:00
 
元外務大臣の下司べたい婆ぁの出戻り娘は、なんとマイケル・ジャクソンの後妻になった。
週刊文春は既にその記事を用意しているので、先手を打って訴えたのだが、正義の高裁判事に阻止されたマキコは、しかたがないから公明党に縋ろうか、国民年金に加入しようか新潟の河川敷で考えている。





うるさくてたまんねえぜ2004/03/29(Mon) 00:00
 
テレビで上沼恵美子が、「もし犬や猫が喋ったら、これはもう堪らない」と、言っていた。
この大阪のおばさんは、センスがよいと爺さんたちは感心する。
ミケが何かぼやいたり、ハチが不満をグズグズ言ったりすることを想像すれば、本当に、これはもう堪らない。





どうすれば勝ちなの?2004/03/14(Sun) 00:00
 
遅くても2024年のオリンピックでは、セックスが競技種目になると言い出したのは酒場の親爺。
常連の爺様はひとしきり、「どうすりゃ勝ちで、どうされれば負けなんだ?」とか「そりゃあ混合ダブルスでなきゃ試合にならないんじゃない?」なんて、口々に喚きたてた。ロシヤがタマラ・プレスを出して来たら、日本は誰を出すか……という話になって、それまで饒舌だった爺様が皆、黙りこくる。
女のタマラ・プレスと、男のドボチンスキーは永遠に不滅で脳梗塞にはならない。





太陽暦を創った奴は誰だ2004/02/29(Sun) 00:00
 
なぜ、二月だけ他の月より二日も三日も短いんだ。
一月と三月から一日づつ貰って、三十日にすればいいのに、と言ったのは元棟梁の留吉爺さん。
「そういうアホなことを決めたのは、その頃の役人だ。そうに決まってる」と言ったのは、元社会党の年寄り。
「今まで誰も文句を言った日本人はいないんだから、二月だけ二十八日でいいじゃないか」と呟いた元小学校の教頭がいたから堪らない。
たちまちオッサン・ジイサン酒場の常連は、職人派と公務員派に分かれて、言い合いになる。
「馬鹿ッ。それは畏れ多くも明治天皇がお決めになったのである」突然、怒鳴ったのは、旗日に日の丸を家の前に出す元関東軍上等兵。一瞬の静寂の後、今季の巨人軍は……と、いつもの話題に戻った常連。





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