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スピード競争2005/04/26(Tue) 00:00
 
「大阪の友達に聞いたんだけど、あの辺は私鉄と競合して、JRはムキになって飛ばしてたんだってさ」
「飛び込まれたマンションにあった会社は、皆血まみれで救助したんだって」
「いい会社だね。役所だったら皆逃げただろう」
「飛行機もヤバイ。中国と北朝鮮はもっとヤバイ」
「それを言うんなら、女の人喰い人種の方がもっとずっと桁違いにヤバイ」
言って怖そうに首をすくめた蛸八主人。





ヤマガラは凄い!2005/04/15(Fri) 00:00
 
「知ってるかい?ヤマガラは三月に恋をして、四月に巣を作って卵を産み、夫婦で雛を育てて五月の末には一人前にして巣離れするんだぜ」
 と、言ったのは元所轄警察署の巡査長。
「へーッ、九十日で全部やっちゃうんだヤマガラは……」
 自分のところの娘は、同じことをするのに三十二年間もかかったと嘆いたのは、質屋の隠居。
「けんど、持参金なんか一億五千万円もは持たせなかったんだろ?」
 わけの分からぬことを喚いたのは、何時ものことだが蛸八の親爺。
 なんのことだと、不審な顔の常連たち。





バンザイ!巨人三連敗!2005/04/04(Mon) 00:00
 
「堀内が汚い髭を剃ったら、途端に三連敗だ」
「誰が広島はビリだなんて予想したんだ。評論家のバカヤロ」
「ミセリも駄目、清原も駄目、監督も長嶋茂雄より駄目」
「なぜ清原が四番なんだ。阿部の後、キャプラーの前で七番が実力だろ」
「それにしても今年の巨人は弱過ぎる。仇役が弱くっちゃ面白くない」
常連が皆、大喜びの蛸八で、独り不機嫌な蛸八主人。





愚かで助平な蛸八の親爺2005/03/23(Wed) 00:00
 
「安藤美姫って、綺麗なお嬢さんだな」
「ウン。とても十六だなんて思えない」
「溌剌としてて、表情も明るく、これは申し分のない娘さんだ」
「四回クルクルってまわるんだぜ」
「いじけた顔で、媚びた笑顔のピンポン少女より、俺は断然気に入ってる」
と、常連の爺様が話していると、
「けんどね」
口を挟んだ蛸八の親爺。
「けど、なにさ?どうせろくなこと言わないんだろ」
「あの可愛いけど大きな口を見たかい。あれは巨きいぞう!」
不快そうに沈黙する常連の爺様たち。
皆、内心こんな店、ホリエモンが乗っ取ってしまえと思っている。





母親は?2005/03/10(Thu) 00:00
 
「カタギとはとても思えない仇っぽい娘が、夜遅くフジテレビに出てる。女中っ子みたいなアナウンサーじゃなくて、色っぽい好い女だぞう」後十分ではじまるから、帰んなきゃいけないと立ちあがったのは畳屋の隠居。
「名前はなんて言うの?」訊いたのは助平な漫画原作者。
「瀧川クリステル!」と言ったのを聞いて、
「クリステル?おまじりかい?」混血のことをおまじりと言ったのは、畳屋の先代。
頷いた畳屋から勘定を貰いながら、
「知ってる。俺その好い女のおふくろに心当たりがある!」頓狂な声で叫んだのは蛸八の親爺。
「その子のおふくろは、エマニュエルのシルヴィア・クリステルに違いない」
うっとりした顔で、エマニュエル夫人を思い出す蛸八の常連爺さん。





関東大震災の時に……2005/03/05(Sat) 00:00
 

「堤義明の父親、康次郎は関東大震災で大儲けしたと俺は祖父から聞いている」
つみれを肴にコップ酒を呑んでいた畳屋の隠居が言うと、常連の爺さんは皆ジロリと見る。
「どうして大儲けしたんだ」
「その時、東京市が火事で焼けた家の人たちに、小屋を建てろと配った角材と板で、堤康次郎は小屋なんか建てずに“堤康次郎所有の土地”って立て札を作って、焼け跡に立てて回った。登記所も燃えてたから証拠なんかない」
そのまま何も言って来なければ丸儲け。文句を言って来たら裁判をして和解でもなんでもしたのだと言ったから、蛸八の常連は皆、顔を顰める。理不尽な儲けをした奴の話は、肴にもならないのだ。





お臍のゴミ2005/02/26(Sat) 00:00
 
「天才少女宮里藍は、可愛いお臍を出してラウンドしてる」
言って嬉しそうにグイと、生ビールのジョッキを呑んだのは、ワンルームマンションの家主爺さん。
「けどな。芸者でもストリッパーでも、ゴミの溜まり易いお臍を綺麗にしておくのは大変なんだ」
指の先で引っ掻いたりすると黴菌が入ってしまうと、腫れたり膿んだり大変なことになると呟いたのは元演歌歌手。
「なるほどね。ゴミは皺の奥まで入り込んでるから、指の先じゃほじれないな」
と、しきりに頷いたのは、何でも感心する漫画原作者の爺い。
「俺、知ってる!どうやるか知ってる」
噛んだチューインガムをお臍に押し付けると、ゴミは綺麗にみんな取れちまう。ウチの女房は二十二で嫁に来た五十年前から、ずっとそうしてる。そして半年に一度は自分の臍も掃除してくれると言ったのは蛸八主人。
自分の持ちダネを盗られて不機嫌な元演歌歌手は、「この店の親爺は喋り過ぎる」と、吐き捨てるようにいったので、首をすくめて赤い舌の先を出して見せた蛸八の親爺。





ホリエモン危うし2005/02/18(Fri) 00:00
 
「田中角栄も堤義明も最後は足を引っ張られた。ホリエモンもいい気になり過ぎたぜ」
謎のようなことを呟いたのは、予言者気取りの居酒屋「蛸八」主人。
「四〜五十年前だとヒットマンの出番だけど、二十一世紀だと検察がホリエモンをやっつけて、フジ・サンケイの危機を救う。」
常連の爺様の訝しげな顔を見渡して、
「脱税か背任横領。そうでもなきゃぁアメリカ娘が強姦か婚約不履行で告発する」
たいした番頭もいなさそうだから、逮捕されれば一巻の終わりだと、嬉しそうに叫んだ店の親爺。





まさか2005/02/02(Wed) 00:00
 

この頃の公園では、オバさんや爺様が連れている犬はラブラドールレトリバーと、それにダックスフントが主流で、
十年ほど前にはやりに流行ったシベリアンハスキーが、滅多に見られなくなったのはなぜだ。
まだ、あれだけ沢山いたシベリアンハスキーに、寿命が来たわけもないだろうと言った元刑事。
怯えた顔で酒だけ啜って何も相槌を打たない常連たち。
「オバさんたちが、シチューにして食べた。頭と足は多磨動物園に上げてライオンの餌にしたんだ」
叫んだのは酒場の親爺。





人食い人種2005/01/29(Sat) 00:00
 
「大統領は油断してると、国務長官に喰われてしまう」
沈痛な顔で呟いたのは、前回落選した元区会議員の爺さん。
「それって、もしかしてアメリカの話か?」
訊いたのは一枚だけ自分のドーナッツ盤をもっているのが自慢の、元演歌歌手。
「国務長官の黒人女は大変なインテリだぞ。失礼なことを言うな」
横柄に言い放ったのは、嫌われ者の元朝日新聞政治部記者。
「腹が立ったり、空いたりすれば、たちまち人食い人種の本能が蘇えるんだ」
あの手の顔は、“冒険ダン吉”でよく見たと、大真面目に言ったのは酒場の主人。





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