皆様、これが僕の最近、書いた本です。  
どうぞ本屋さんでお買いになって下さい。 
ブックオフじゃ駄目です。

塀猫ラブ物語
辰巳出版
税抜価格: \1,400
「猫ラブ物語」

この本は、雑誌『猫びより』が連載していた著名人の猫インタビュー「私と猫」が単行本化されたものです。

僕の本ではなく、インタビューが載っているだけなのですが、我が家の ウニが表紙になったのが嬉しくて、皆様にご紹介します。

他の猫たちもとても可愛いのですが、30匹も載っている猫の中からウニが表紙に選ばれるなんて、やはり専門家の“猫を見る目”は違います。  
これでウチのウニが、日本一可愛い猫だという僕の持論が証明されました。

もう、猫なしでは生きていけない
青志社
税込価格: \1,365
「もう、猫なしでは生きていけない」

僕が20年も前に書いた雑誌の連載を見付け出してくれたのは、青志社の松下真吾さんでした。
今は休刊になった月刊誌『猫の手帖』で連載していたもので、これも今は無き「どうぶつ出版」から、この連載を「想い出のゴロニャン」というタイトルで単行本にもしたのです。  
思い返してみると、猫との物語はそのまま僕の個人史でした。人間の女は恋をして一緒に住むと、ただでさえ底の浅い僕ですから、アッという間に全て分かって愛も消え果て、聞き飽きた僕のジョークを背に姿を消してしまいます。  
しかし猫はたとえ一瞬の出会いでも、一生の付き合いでも愛の深さは変わりません。猫も僕も飽きる暇もなく愛し合ったのです。  
僕は今年で76歳。猫とはずっと泣き笑いを共にして来ました。  
20年前にはウニも、ウニの母親のハニーちゃんもまだ生まれてもいません。  
だから僕は松下さんが見付けてくださった「想い出のゴロニャン」を、暇に任せて徹底的に書き直し、7年前に我が家にやってきたウニとの生活も加筆しました。どうぞお読みになって下さい。


第22巻

小学館
原作 安部譲二
作画 柿崎正澄
590円税込
“RAINBOW 二舎六房の七人”1〜22巻  
”祝!第51回小学館漫画賞 受賞!!!”

小学館のコミック誌「ヤングサンデー」〜「ビッグコミックスピリッツ」で、2002年から足掛け8年にわたって連載してきました『RAINBOW 二舎六房の七人』が、第22卷で完結しました。
皆様、永い間御愛読ありがとうございました。

4月からは、テレビアニメが始まります。
今度はアニメで、アンチャンやマリオ、スッポンたちの暴れっぷりをお楽しみ下さい。

■日テレ番組公式サイト
http://www.ntv.co.jp/rainbow/


rainbow 22巻




塀の中から見た人生
講談社文庫
税込価格: \500
「絶滅危惧種の遺言」

七月十五日に僕の新刊「絶滅危惧種の遺言」が、本屋さんの店頭に並びました。ワンコインで買える文庫本です。
僕は最近“麦とホップ”ばかり呑んでいます。この350ミリリットル入りの旨いビールもどきが、安売り屋でまとめて買うと1本102円なのですから、凄い時代に僕は爺いをやっています。
旨ければ安い方がいいのに決まっていて、こんなことはビールに限りません。中に書いてあることが面白ければ、断然文庫本だと僕は思いました。担当編集者の福島真一さんは優しい青年で、年配の読者にも読みやすいように、活字を大きくしてくれたのです。
しかし我ながら、うっかりすると波瀾万丈なんて言葉を、ついウカと使ってしまうほど、僕の人生には呆れるほどいろんな場面が詰まっていました。七十二まで生きているのが不思議なくらい、あんなことは全部ウソだったのではないかと思うほどの人生でした。
その中から、まだ差し障りがあって書けないものは次の機会に取っておいて、三島由紀夫先生の想い出や、平塚八兵衛とした駆け引き、高跳びしたヨーロッパでの出来事、それに易占家の和泉宗章、自民党副総裁の大野伴睦先生との交流などを書きました。
この本のもとになったのは、「農林年金」という月刊誌でやっていた“ひと幕芝居”という連載です。
叩けばカチンと音がするような、お堅いこの雑誌に、編集者の大島さをりさんは、よく僕のような男を選んで連載に起用してくださったと、この機会に厚く御礼を申し上げます。


日本怪死人列伝
竹書房バンブーコミックス

原作 安部譲二  
作画 あきやま耕輝
竹書房バンブーコミックス「日本怪死人列伝」
竹書房の鈴木誠編集長とは、呑み仲間です。 
先日も荻窪でヘベレケになって、その時「今度一緒になんか仕事をしようよ」と、僕が言ったのがカタチになったのが、この本屋さんじゃなくて、主にコンビニで売られるコミックでした。
内容はサンケイ新聞から出したハードカバーからの抜粋なので、大変だったのは漫画家のあきやま耕輝さんと鈴木誠さんで、僕はほとんど何もしていません。
だからもし、この本が売れてくれれば、これぞ「坊主丸儲け」というものですから、僕らはまた荻窪の「鳥もと」で、チャンチキおけさをやるんです。
  
裏も表もあるもんか
リイド社刊
550円(税別)
“裏も表もあるもんか”
この本は「渡世の学校」の文庫版で、タイトルを「裏も表もあるもんか」と変えました。新たに書き加えたのは、“あとがき”だけですが、値段は550円と、お求めやすくなりました。
版元は、「ゴルゴ13」のさいとう・たかを先生の出版社、リイド社です。

日本の小説家が私小説と称する、詰まらない身辺雑記みたいなモノを書いて、安易な自己満足に浸っていた時に、さいとう・たかを先生は経費を惜しまず,ゴルゴ13」の連載をスタートしました。
小説家たちが銀座のクラブで、愚かな酒に酔い痴れていた時、さいとう・たかを先生は考証と取材に大金を掛けたのです。今をときめく船戸与一さんが、「ゴルゴ13」の南米担当のデータマンだったと言えば、皆さんは驚くでしょう。
所帯持ちの船戸さんに、充分な金を払って取り掛かった「ゴルゴ13」が、面白くない筈がありません。そのリアリティーは、見る者を虜にしたのです。

日本の小説が捨てられて、替わりに劇画が台頭した時代の主役が、「ゴルゴ13」でした。この連載はまだ“ビッグコミック”で続いています。
さいとう・たかを先生は、とても仲良くしてくださる、僕にとっては有り難い方です。
  
馬主だけに儲けさせるな ウラ側から見た馬券術
角川春樹事務所
560円(税別)
“馬主だけに儲けさせるな ウラ側から見た馬券術”
 今から十八年前の'87年に、僕は「極道の恩返し ワルの馬券術」を書いて、当時ブームの真っ最中だったこともあって六十万部、売りました。  
もうとっくに絶版で古本屋でしか手に入りませんが、この本は単勝の異常投票を見付けて、それに乗る馬券術だったのです。  
しかし、それから十八年経って日本の競馬事情も随分、変わりました。
今では本命馬に限って、単勝の異常投票は目立つほどは有りません。  
そして当時の枠連馬券から馬単、三連単に、時代が変わりました。  
「この本は競馬の必勝法ではありません。読めば確実に競馬の腕が上がる本です」  と、この本の帯に僕は書きました。  
そして、出来るだけ多くの方に読んでいただこうと思って、最初から文庫で出したのです。  
ビヤホールで大ジョッキを一杯飲む値段で、僕の知恵と手口の全てが分かるのですから、これはお得でしょう。  
'05年のダービー、秋華賞、そして菊花賞と、僕は馬単の三点で仕留めました。  
馬券は全部買えば、必ず当たります。
  
塀の中から見た人生
カナリア書房
1500円(税別)
“塀の中から見た人生”
秘書給与を事務所経費に流用して、実刑判決を喰らった山本譲司と僕とが対談したのを、山口雅之がまとめたのが、この「塀の中から見た人生」です。  
親子ほど歳の違う、それぞれ歩んで来た道も価値観も全く違う山本譲司と僕ですが、前科モンということだけは同じでした。  
初対面の元国会議員は予想に反して、それはザックバランな楽しい男で、僕たちは一回酒を呑むと、すぐその途端にとても仲良くなりました。
三日に渉って語り尽くした話を、山口雅之が、それは上手くまとめてくれたのです。  

対談の編集は、ほとんど創作と同じで、語尾や句読点の打ち方ひとつで全てが変わります。
下司にするのも品良くするのも、構成する男に懸かっているのです。
山本譲司と僕、二人のジョージは、腕とセンスがいい山口雅之を得たことが大幸運でした。
僕たち二人の前科モンは、愚痴と反省、それに希望もほんの少し、熱を籠めて語り合ったのです。
そして、この本が出る直前、山本譲司は初出版の「獄窓記」で見事に、「新潮ドキュメント賞」をお獲りになりました。  
僕は祝賀電報を打ったのです。  

「バンザイ、貴方は日本一の前科モンです」

<目次>
 第1章 逮捕そして服役
 第2章 四半世紀で塀の中はこう変わった
 第3章 受刑者も世につれ
 第4章 ここがおかしい日本の刑務所
 第5章 懲役に行ってわかったこと
 第6章 前科者として生きるということ
 終 章 対談を了えて
  

PHP研究所
1300円(税別)
“藍色の海”
六万石の小藩は、いかに闘い、生き延びたのか?
長崎・平戸松浦藩1000年の物語。
源平の闘い、元寇、キリシタン弾圧、明治維新……
四度にわたる歴史的危機を乗り切った歴代当主の強運と智謀。
と、僕の本にしてはとても品のいい表紙の帯に書いてあります。
これは、作家になって20年の僕が初めて書いた歴史長篇小説です。
歳を取ると作家は、それまで得意にしていた分野から離れて、大きく分けて三つの物にのめり込むと言います。
それは、歴史と信仰、それにポルノです。
僕の場合はどうやら歴史らしくて、今は1931(昭和6)年に羽田からローマまで飛んだ、小さくて弱馬力の複葉機の記録を読み耽っています。
人間の科学的で強力な営みより、素朴な忍耐に魅かれるのは、なぜでしょう?
日本の海岸線は何処でも美しいのですが、この小説の舞台になった平戸は、もう飛び切り美しいところです。
PHP研究所は故松下幸之助翁がお創りになった、お行儀のいい出版社です。
正直に言って、僕には場違いな「歴史街道」という月刊誌に、よく初めての歴史小説の長い連載をさせてくれたと、つくづく刷り上った「藍色の海」を見て、当の僕は思いました。
担当編集者の我慢と忍耐が、改めて偲ばれるのです。
日本の西の端にあった松浦藩の長い我慢と勇気を想って、この数年間、僕は書き続けました。
どうぞ御覧になって下さい。
 

日本実業出版社
1300円(税別)
“ナンバーワンにならない生き方”
リーダーというのは、どれだけ‘人のために’と考えられるか、どれだけ人を大切に思えるかという‘心’が備わっている上で、決断を迫られた時には、非常に徹しきれる剄さ が求められます。ところが現代のトップリーダーたちを眺めていると、この条件の前半部が無い人が多いのに驚くのです。 こういうトップが多い時代こそ、実力もあって情に篤いナンバーツーや補佐役が求められます。
永くやって来た人生を振り返って見ると、呆れたことに僕は一度もトップの座に就いたことがありません。 小学校では副級長までで、級長になったことはないのです。
ヤクザを三十年やって総長はおろか組長にもなれなかったのは、関東一都六県で僕を含めてたった五人だと、桜田門の丸暴の刑事が言いました。
カタギになって、作家になりおおしたのは大幸運でしたが、いくら書いても文学賞にはノミネートもされず、だから長老にも文豪にもなれません。
十年ほど前に女房殿と一緒に株式会社を作りましたが、僕と女房殿とたった二人の会社なのに、女房殿が社長でなぜか亭主の僕は取締役でもないのです。

でも、トップの座には縁が薄い星の下に生まれた方たちにも役割やチャーミングな生き方はあります。爪を噛んでいじけていても、不貞腐れていても幸せは来ません。
こっちから出かけて行って、幸せを捕まえるのです。
親分にも社長にもなれなかった僕のリーダーシップ論です。

 

リイド社
1365円(税込)
“渡世の学校”
不況・リストラに動じない。裏社会の素敵な行動学。逆風の時代だからこそ、頭を使ってカラダを張って、あの手この手で凌いでいこう。
元極道の住人だけが知っている、電光石火の判断力、変幻自在の行動力、剃刀のごとき切れ味満点のコトバ…。 人生を切り拓く智恵満載の一冊。裏社会は「生きる技術」の宝庫だった。

……と、これは出版社のセールスコピーです。
この本のあとがきで、僕は、
「現代の日本では昭和四十年まではキチンと分けられていた、カタギとそうとは言えない者の区別 が曖昧になり、遂に全くつかなくなりました。自公政府なんて、誰が何と言おうと、カタギなんか一人もいません。銀行家も学者も、それに公務員もほとんど皆カタギではないのです。今の日本では、チワワもパグもそれに雑種もみんなひっくるめて犬と呼ぶように、ヒトという一つのくくりにするほど、カタギとゴロツキは分類が難しくなりました。恥ずかしいことですが、ヤクザだった私が言うのですから、このボーダーレスの時代は現実です。私は六十六年間も、辛うじて生きてきたのです。うまくいったことばかりではありません。頭を抱えてうずくまったり、涙をこぼして夜空をみつめたこともありました。独居房で正座して,一心不乱にお経を誦して何年も過ごしたこともあったのです。そして老いさらばえた今、奇跡的に幸せなのですから、これは多少自慢たらしくても書かなきゃいけないと思いました。 人生は良識と常識どおりにしていたのでは、なかなかうまくいきません。 私はろくに学校にも行かなかったバカで、まともな知恵も知識もなく、教養だってありません。しかし、人間は考えなければ駄 目だということだけは、知っているのです。考えたことを実行するのが勇気で、この二つはヒトが幸せになるための両輪です。読者の皆様のヒントの一つになれば、こんな嬉しいことはありません。 たった一度の人生は、幸せでなければいけないのです」
と、書きました。
都政は渡世だと言ったら、石原慎太郎先生にぶん殴られるかもしれません。


新風舎
690円(税別)
 
“塀の中の懲りない面 々”
これは'86年に初出版した僕の単行本を、新風舎が『デビュー作シリーズ』として文庫で複刻してくれたものです。
僕はこの一発でまんまと世に出たのですから忘れられません。
文体もしつこい形容も今とはまるで違うのですが、これは野球のピッチャーで言えば豪速球で、今の僕は変化球ばかりの良く言えば技巧派か軟投型、悪く言えば自由契約寸前だと思いました。

何とかこの球速を取り戻して、まだ十年は先発すると僕は決めました。

講談社
1600円
“猫のシッポ”

僕は世界でタッタ一人、猫の言葉を自在に喋る作家です。  
ホントです。  
嘘は若い女と、銀行にしか言いません。ヘナもショボも、それにタロも機嫌のいい時には、僕と何時間でも語り合いました。  
猫はオランダやイギリスの猫でも、杉並や吉祥寺のゴロニャンでも固有名詞は喋りません。
「あいつ大嫌い」とは言えても、「川口順子って、ほとんどウンコだね」なんて、言わないのです。  
この二行を書いたことで、皆様は僕が、猫語の同時通訳が出来るほど、上手だということを納得して下さったでしょう。  
ちなみにこの“猫のシッポ”は、皆様に買っていただけるように、日本語で書きました。猫は日本に限らず世界中で、金を持たず、また支払う習慣もありはしませんから、猫語で書いても駄 目です。  
駄目は按摩の目ですが、差別用語とやらで、商業雑誌にはこのフレーズは遣えません。


産経新聞社
1500円税込



扶桑社文庫
650円
“日本怪死人列伝” 
  
日本はマスコミが機能していないので、肝腎なことが市民には伝えられません。 たとえば、御巣鷹山の日本航空機の大惨事も、ほとんどの方が「あれはボーイング社の修理ミスで、飛行中に急減圧が起きて尾翼が吹っ飛んだからだ」と、思っていらっしゃいます。  
僕は、事故調査委員会、事故調が発表してマスコミが伝えた事故原因が、事実ではないと確信しているのです。
「お前さんに、そんなこと分かるわけないじゃないか」なんて、どうぞおっしゃらないで下さい。普段、冗談ばかり言っている僕ですが、この本の内容には、自信と確信を持っています。真実が市民に伝えられていない事件を、十二撰んで僕はこの「日本怪死人列伝」を書きました。

  “朝日新聞阪神支局襲撃事件”
  “新井将敬”
  “下山事件”
  “永野一男 豊田商事会長”
  “尾崎豊”
  “田宮二郎”
  “力道山”
  “村井秀夫 オウム真理教幹部”
  “帝銀事件”
  “元大鳴門親方”
  “ロッキード事件 角栄運転手笠原政則”
そして、
  “御巣鷹山の五百二十人”  です。  

この度、幸いなことに誰にも訴えられず、無事に文庫に入りました。

講談社+α新書
880円税別


“塀の内外 喰いしんぼ右往左往”
 
僕は極く人並みな助平で、人並み外れた喰いしんぼです。
グルメなんて気取ったもんじゃなくて、何処にでも居るただの喰いしんぼなんです。
僕はこの歳になって、旨いものは素材と、それに加えて料理する方の心だということ を思い知りました。
心が籠ったものをいただくと、機嫌が良くて幸せですが、その逆は不快です。
旨くて安い店に感動し、不味い店には腹を立てます。
高ければ旨くて当たり前なんです。
僕は喰いしんぼの想いを籠めて、この本を書きました。

祥伝社
1500円税別
“オレの借金地獄”  

十六歳で家出してから今までずっと、僕が借金を背負っていなかった時は、十五分だってありはしません。  
質屋だけが味方で、銀行と家主は敵でした。  
永い渡世の足を洗って、まんまと作家になりおおした途端、突然バブルが弾けて、哀れな僕はとても返済不可能な大借金を、オリックスと富士銀行に背負わされてしまったのです。  
これはもう、得意の奥の手を使うしかありません。  
僕は思い出すと、ほんのチンピラだった若い頃から、得意の絶頂から悪夢みたいなドン底まで、飽きずに何回も十何回も、懲りずに往復を繰り返したのです。  
こんなことは、語るも愚かで自慢になるようなことじゃないと、承知はしていますが、けど、超阿呆臭いから読者をタップリ満足させることを、もう二十年も文章を書いて暮らしている僕は知っています。  
奥の手を使わずに、どうして僕は破滅しないで六十六歳まで、なんとか生き延びて、ホームページまで開けたのでしょう。
 聞くも涙、語るも痛恨の物語です。



竹書房
562円+税
“監獄ギャンブラー”
これは竹書房のコミック月刊誌「近代麻雀」で、連載していた漫画です。  味のある絶妙な絵を描いてくれたのは、堀田あきお&かよ夫妻です。  
カタギの若いサラリーマンの「チャヅカミ仁」は、不運の連打を浴びて懲役太郎ばかりの再犯刑務所に、なす術もなく吸い込まれてしまいました。  
ひと癖もふた癖もある、人相違反、ニセボトケ、見たんだもん、一円玉、ハテナといった恐ろしい懲役の中で、巨根で優しい仁は、どうやって満期まで過ごしたのでしょう。  
漫画は現代の偉大な文化です。  
これを忌み嫌うお年寄りは、汽車をアイアンホースと言ったインディアンと同じだと、僕は原作を書いていて思いました。